建物の中で屋根は、雨風や日光が直接あたる時間が一番長い場所ですが、普段は一番 人目につきにくい場所です。
ベトナムのロー カル業者の施行した建造物は、日本で施工 した建物に比べてずさんな仕上がりが多く、 雨漏り修理に多額のコストがかかることがあります。
しかし、雨漏りする前にきちんと屋根 のメンテナンスを行っておけば、余計なコスト を抑えることができます。 では、どのような点 に気を付ける必要があるのでしょうか?

5年経過した屋根の状態 →放置すれば、穴が空き、雨漏りへ
屋根に穴が開く理由
雨漏りの原因の一つは屋根に穴が開くことで す。では、どうして屋根に穴が開くのでしょう か?
考えられる主な理由は以下の2つです。
1、屋根のネジが錆びたり、雨風に耐え切れずネジが取れることでネジ穴があらわになる。
2、屋根の塗料が剥がれ、板金の屋根が錆びて穴が空く。
特にベトナムは、雨季のスコールや乾季の直 射日光など自然環境が厳しいので、ベトナム で通常使用されている塗料では耐え切れずに直ぐに劣化してしまいます。

5年以上経過した屋根の状態→損傷が激しいため、雨漏りへ
屋根を長持ちさせる為には
先ずは屋根材ですが、一般的なトタンより防錆性が5倍、耐久性が10~20年以上もある ガルバニリウム鋼板のメッキ厚100g/ ㎡ (AZ100)以上をお勧めします。
メッキの付着量が多いほど耐食性は向上しますので、 これくらいの屋根材を使用した方が、結果的にコスト削減に繋げられます。
次に屋根の塗装にも注目してください。
屋根の塗料には、いくつもの種類がありますが、中にはベトナムの自然環境では、直ぐに劣化してしまう塗 料もあります。ベトナムの屋根用塗料として お勧めは、遮熱塗料です。
弊社が取り扱って いる遮熱塗料は一般的な塗料に比べて耐候 性が高く、塗料の種類にもよりますが状況に 応じて10年以上長持ちする塗料もあります。
更に遮熱塗料は、赤外線を反射させ屋根の温度を抑える効果がありますので、室内温度 も抑えることが出来、冷房などの電気代を削減することも可能です。
更に、ネジに関しても 錆びにくく耐久性の高い物を選んだり簡単に 外れないように施工してもらうことをお勧めします。
屋根を長持ちさせる為には
実際にベトナムで起きた屋根のトラブル事例 をご紹介します。ある工場から雨漏り点検の依 頼を受けて屋根の点検をした時のことです。 この工場は既存の建物と増設された建物の 間に隙間があり、そこから雨水が大量に侵入してしまっており、数箇所程度の補修や修理 をしたところで、必ず他の場所も修理が必要 になり、手の施しようがなく正に崩壊寸前という状況でした。
ここまで状況が悪化してしま っては、建物を立て直すのが最善の方法で すが、工場の建て直しには、莫大な費用と時間がかかってしまいます。
建て直しをしない 場合は、工場の崩壊を恐れながら、細かい補修を何度も繰り返していくしかありません。
こういった事例を未然に防ぐ為にも、定期的に 建物メンテナンスを行った方が結果的に経 費削減に繋げることが出来ます。








