塗装の事なら何でもお問い合わせください

093-784-1903

info@ichibantoso.com

遮熱塗料の効果

 

ベトナムの南部は年間の平均気温が27℃前後と高く、乾季は、日中の直射日光もきついので建物の内部の温度が上昇しやすくなっています。
その様な場合、屋根に遮塗装をおこなえば、室内の温度上昇を防ぐことが出来、空調などに係る電気代を削減できるという話を耳にされたこともあるのではないでしようか?
遮熱塗料を使用すると工場などの建物の温度上昇を防ぐことが出来る。
これは、一見正しいようですが、実は、遮熱塗装を行ってもほとんど効果が無いケースがあることはご存知でしようか?

遮熱塗料と構造物の関係

遮熱塗装を行うと、塗装後は塗料が日光を反射する為、屋根の温度が上がらず、したがって建物内部の温度上昇をえることが可能です。

しかし、実は、下記の3つのケースでは、遮熱塗装を行っても殆ど効果を感じることが出来ないのです。

ケース.1 建物の考造上、大きな開口部があるなど外気の通気性が高い場合

まず一つ目に建物の構造の問題ですが、極端な例でいえば構造物が屋根と柱しかなく壁が無い場合、建物内部は外気が自由に出入しますので、屋根に遮熱塗料を塗装しても、外気温と同じ温度以下には下がリません。

ケース.2 建物自体が既に断熱構造で製造されている場合

2つ目の断熱構造ですが、建物が既に断熱構造となっている場合、遮熱塗装を行っても大きな改当は見込めません。

ケース.3 建物内部に強い熱源がある場合

3番目の場合も、屋内に熱源があれば当然建物内の温度は上昇してしまいます。遮熱塗装は、あくまで直射日光を高反射率で反射して屋根の温度をあげないことで建物内の温度上昇を防ぐものであり、屋根の温度を下げるものではないことに注意が必要です。

効果が見込めるケース

ですからどんなに高価な遮熱塗装を行っても、建物の構造によっては、効果が見込めないことがあること留意してください。

逆に遮熱塗装によって大きな効果が見込めるのが、平屋で密封された建物の中でクーラーなどを使用しているケースです。

この様な建物では、屋根が直射日光で加熱され、建物内部の冷房効果を弱めてしまっているため、屋根に遮熱塗装を行うことで、大きな効果が期待できます。

遮熱塗装を行うことで、遮熱効果を十分に引き出せる業種としては、縫製工場や印刷工場などが挙げられます。 また、密封された倉庫などでも高い効果が期待できます。

遮熱塗装の効果は天井の高さなど建物の構造によっても変わりますが、効果の高い建物では、最大で30%以上の冷房費用を削減できたというケースもあります。

遮熱塗装を行う場合は、後々のトラブルを避けるためにも、是非上記の点に注意して行うようにしてください。

 

遮熱塗料の選び方

次に遮熱塗装に使用される遮熱塗料について説明します。

遮熱塗料は、日本のメーカーだけでも数十種類あると言われており、世界各国のメーカーを入れると数百種類もの遮熱塗料があると言われています。

それぞれの遮熱塗料には、それぞれ特徴がありますが、大きく分けると下記の3種類の遮熱塗料が存在しています。

遮熱塗料の種類 1. アクリル系 2. ポリウレタン系 3. シリコン系 4.フッ素系
価格 ×
光沢保持率 ×
耐用年数 ×

 

この中で、従来はアクリル系とポリウレタン系が、これまで比較的普及していた遮熱塗料ですが、耐用年数が短いというデメリットがあります。

一方で、最近になって注目を集めているシリコン系は、耐候性に優れており、価格も最近になって落ち着いてきているため、よく使われるようになってきています。 フッ素系は、非常に耐用年数も光沢保持率も高いですが価格も非常に高い為、塗り替えが困難な場所などに使われています。

この様に様々な遮熱塗料が存在していますが、お薦めは、汚れのつきにくいシリコン系です。実はアクリル系などの塗料を使用すると光沢保持率が低いので早くに塗装が傷み表面はざらついた感じになりますが、このざらついた表面に汚れが付着しやすくなるのです。

汚れに強い塗料

汚れが付着すると、当然反射率が下がってしまいます。

一般に最も反射率の高い色は、白色であり色が暗くなるほど光の反射率は低くなり、黒色は、反射率が最も低い色になります。

其の為、遮熱塗料でも白色など明るい色を使用することが多いですが、汚れが付着するということは、この白色が黒く変色していくということになりますので、反射率が落ちていることが一目瞭然となります。

ただ、ここで問題なのは、屋根の塗装は、普段人目につかない点です。実際に見えれば一目瞭然の色の変化も、あえて屋根の上で確認しない限りは目にする機会がありません。

しかし、ほこりの多いベトナムでは、年数を経るごとに確実に汚れが付着していきますので、毎年、乾季の始まりには、屋根を水洗いして、綺麗な状態を保つように心がけてください。

価格が高くなく長期にわたり反射率が高く汚れに強い塗料が、最も費用対効果の高い塗料となっています。

遮熱塗装のタイミング

次に遮熱塗装を行うタイミングについてお話します。

屋根は、普段あまり目にすることがありませんので、気づかないうちに劣化が進み、気づいたときには錆びだらけになっているということが起きやすい場所です。

実は、このように錆びだらけになってしまったあとでは、錆び止めを塗ってから遮熱塗装を行うとなると、屋根を張りなおすのと大して変わらないほどの費用がかかってしまいます。

ですから、屋根の遮熱塗装を行うのは、錆びが出始めたころが最適です。

錆びが出始めたころが最適

錆が出始めた時には、塗装の塗り替えを行う必要がありますので、その際、建物の構造によっては、遮熱塗料を選択するとより高い効果が得られることになります。

屋根の錆が出始める時期に関しては、屋根に使用されている素材によって、数年から10年以上と大きな違いがありますので、出来れば毎年1回は屋根の掃除も兼ねて屋根の状況確認を行うことをお勧めします。

当社では、遮熱塗装を行う前に必す塗装を行う建物を事前検査し、遮熱塗装を行うことで、効果が得られるかどうかの確認を行っており、無理に効果の低い遮熱塗装を行うことはありませんので、遮熱塗装にご興味がおありでしたら、お気軽にご相談ください。

オススメ遮熱塗料

●1液反応硬化形アクリルシリコン樹脂系の耐候性に優れた屋根用水性遮熱塗料です。
●高反射性顔料とセラミックバルーンの相乗効果により、太陽光の近赤外波長域を反射しますので、抜群の遮熱効果を発揮します。
●建物内部の温度上昇を緩和できますので、冷房効果を大幅にUPします。(建物の構造によって効果は異なります)
●反応硬化形の塗膜は密着性・耐久性に優れ、緻密な塗膜が汚れの付着を防ぎます。(低汚染タイプ)
●防かび防藻タイプです。
●全明度でJIS取得しています。

詳しくはこちら